地方銀行の収益が10年で半減!? 今後の将来は?
- 2018.09.17
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
今回もお金に関するニュースについてお伝えします。
本日はこちらのニュースです。
低金利が続いている日本ですが、お金を貸すことを事業としている銀行、特に地方銀行の収益が
今後10年で半分になってしまうという衝撃的な試算が出ています。
以前の記事で住宅ローンの金利に関するニュースをお伝えしましたが
金利上昇を招いた日銀の金融緩和修正の目的の1つが低金利による収益悪化の緩和でしたが
実際の試算によると今回の修正をしても収益半減が2年延びるだけのようです。
今後金利が上がると銀行の収益は改善されるかもしれませんが
本質的な改善には繋がらないと思います。
なぜなら今の銀行の収益には過去の今より高金利だった頃の債権(ローン)があり
当然そのローンはいつか無くなってされてしまうので
これからお金を借りてもらうお客さんを増やしても
以前のような高収益には繋がりにくいと思います。
本来通常の企業であれば本業に陰りが出れば、別の事業を立ち上げるなどの対策が打てますが
銀行については銀行法により別の事業への参入がほとんど難しいです。
以前から銀行にお勤めのクライアント様より転職・独立など
将来のキャリアに関するご相談をよくいただきますが
従業員だけでなく、企業自体も正念場に立たされているように思います。
少しでもより良いライフプランが今後築いていけるように少しでもお手伝いができればと思います。
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