生命保険は必要?③ 〜生命保険は3つだけ!〜
- 2018.09.18
- 生命保険
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
今回は生命保険についてお話しさせていただきます。
『生命保険』ですが、複雑な印象を持ちがちではありますが
基本的な形は3種類しかありません。
『定期保険』『養老保険』『終身保険』の3種類です。
①『定期保険』
「生命保険」と聞くと多くの方が一番イメージされる保険だと思います。
この保険、イメージとしては
「40歳から60歳までの間に万が一があると3,000万円の保険金
月14,000円の保険料を払うけれども、60歳になると保障が終わる」
というようなものです。
いわゆる掛け捨ての保険です。
この保険のメリットは「保険料が割安」ということです。
プランニングの中で高い保障が必要な方が活用することがあります。
ただ、「掛け捨てはもったいない」という方は貯蓄性の保険の話を聞いたことがあると思います。
②『養老保険』
この保険のイメージとしては
「60歳までの満期で、万が一があれば1,000万円の保険金
何事もなければ今まで積み立てていた保険料が950万円返ってくる」
というようなものです。
この保険のメリットとしては「貯金のようにお金を貯めながら万が一にも備えられる」
ということです。 欲張りプランのイメージですね。
ただ、月々の保険料が高くなってしまうことと、保障が満期で終わっていますことが
要注意ポイントです。
そこでこういった保険が登場しました。
③『終身保険』
この保険のイメージとしては
『保険料は60歳まで払ったら払い終わり。万が一があると1,000万円の保険金
払い終わってからは積み立てられている保険料が増えて行く』
というようなものです。
この保険のメリットとしては
「養老保険のようにお金を貯めながら万が一にも備え、
保障に対して保険料はまだ安く、満期がないのでお金を置いておける」
ということです。
このような流れでお伝えすると、「終身保険が一番いいんじゃないの?」と思われがちですが
それに関しては単に商品性ではなくプランニングに合っているかどうかで判断すべきだと思います。
ただ、何らかの形で「貯蓄」をしておくと多くの人生におけるトラブルにも対応できるので
まずは「貯蓄」を軸に考えていただければと思います。
次回は「医療保険」や「がん保険」についてお話しできればと思います。
※今回例にあげた保険金や保険料の金額ですが、あくまでイメージしていただくための一例です。
加入時期や商品によって金額は異なりますのでご参考として見ていただければと思います。
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