就職戦線異状あり!? くら寿司新卒1年目で年収1,000万!
- 2019.06.04
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あった経済に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
6月1日から2020年卒の大学生・大学院生の選考が解禁されました。
例年通りすでに実質の選考活動は始まっていますが
回転寿司チェーン大手の「くらコーポレーション」が新しい新卒募集を発表しました。
ビジネスレベルの英語力を持つ人材を最大10名、
なんと1年目から幹部候補生として年収1,000万円で雇用するという募集内容です。
入社して2年間は職場内訓練(OJT)を受け、そのあと1年程度海外研修に参加、
その後は適性に合った部署で部長職相当の業務を担うという流れです。
競合他社と比較して、直近の業績がさえないくらコーポレーションが
海外事業を伸ばして行くために優秀な人材を確保することへの意欲を感じます。
2021年から経団連が「現行の就職活動ルールを廃止する」ことを決めていて
今後は『通年採用』を実施する企業が増えることが予想されます。
就職活動をするタイミングが学生ごとに変わると
企業としては優秀な人材を「取り逃す」ことがないように
くらコーポレーションのような特色のある募集をかける事例が増えるかと思います。
先日トヨタ自動車の豊田社長の『終身雇用を守っていくのは難しい』という発言が話題になりましたが
今後若い世代から優秀な人材が入ってくることで「会社に捨てられないように」レベルアップをする必要性が
ますます増してくると思われます。
お金のプランニングだけでなく、仕事のプランニングも今後必要な世の中ので
就職・転職の際も様々な情報をお伝え出来ればと思いますので
お気軽にご相談ください。
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