お金の地域格差、広がる
- 2018.07.29
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回取り上げるニュースはこちらのニュースです。
『個人マネー地方から都市へ 相続で流出、地銀に課題』
『地域格差』というワードは以前からも言われていますが、人だけでなくお金の地域流出も今後進んでいくようです。
高齢化や相続による地方から都市部へのお金の移動が今後続くと、東京、埼玉、千葉、神奈川、愛知、滋賀、奈良以外は今よりも県全体のお金は減ってしまうようです。
通常、国や地域で経済活動が行われている以上、その中でのお金は増えて行くのが基本ですが、それ以上にお金の減る勢いが速いというのはかなり深刻な事態です。
今回取り上げているニュースでは、地方銀行などの金融機関がこういった地域格差について対応が必要ということが言われていますが、
人口・お金が減ってしまうとその他企業も離れていき、人や企業が払っている税金が減ってしまうと自治体のサービスも悪くなっていくことが考えられます。
そうなるとさらに人口・お金の流出は進んでしまうことにつながってしまいます。
もちろんそうした状況の中で、スムーズに住まいを都市部に変えられる方は良いですが
現実的にはなかなか難しいです。
このため元々関西でFP事業を展開した後、他エリアの地元でFPをされている方と連携しながら、サポートできるエリアを現在増やしています。
関西以外のエリアに大切なご家族ご友人のいらっしゃる方はたくさんいらっしゃいますので、皆様に安心してご相談いただけるように今後もエリア連携を進めていければと思います。
(参考ニュース)
『個人マネー地方から都市へ 相続で流出、地銀に課題』
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