従業員もシェアする時代!?
- 2020.06.02
- 時事トピック

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あった経済に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
世界トップのECサイトを運営する米アマゾンが
3月以降に採用された臨時雇用者17.5万人のうち12.5万人に
正社員になるチャンスを提供するというニュースです。
コロナウイルスによる外出自粛を受け、大幅に需要が伸びたアマゾンの
人手不足をカバーするために雇用された臨時雇用者ですが
失業している人以外にも「他社で雇用されたまま勤めている」人もいます。
どういうことかというと、例えば米ホテル大手のヒルトングループが
3月下旬に短期勤務者を受け入れる「他社」を載せた従業員向けの
特別ホームページを開設しました。
コロナ問題の影響を受け、臨時休業や賃金カットを実施したヒルトングループが
従業員が生活を守るために一時的に他社で働くことを推奨したということです。
そのラインナップの中にもアマゾンが含まれていて
仕事がないところから仕事のあるところへ
人が大移動しています。
こうした雇用は維持しながら緊急時には他社での勤務をしてもらう
「従業員シェア」は今後日本でも進む可能性があります。
コロナのような外的要因だけでなく、経営難などに陥った際にも
こうした仕組みがあれば一時的ではありますが従業員が生活を守ることができます。
少なくとも「一社だけで働いていく(終身雇用)」ことでは
様々なリスクに対処できなくなるのは確かなので
何らかの対策を打つ必要があります。
コロナ問題の中で「転職」「副業」「独立」などの相談も多く
仕事の考え方や国・自治体の役立つ各種制度をお伝えすることも多いです。
緊急事態宣言が解除されていく中で以前よりは直接お話がしやすくなってきていますので
またお気軽にご相談いただければと思います。
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