外国人労働者、受け入れ拡大へ 日本の労働事情への影響は?
- 2018.11.05
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
日本国内の人手不足に対応するため、政府は2019年4月から在留資格のルールを改正し
外国人労働者の受け入れ拡大に動くというニュースです。
これまで日本に在留してできる仕事として専門知識・技術が必要ないとされる
「単純労働」は認められていませんでした。
逆に「介護」などの専門資格を持って働く外国人については在留資格が認められやすかったのが
これまでの傾向でした。
今回の改正では、宿泊・外食・建設など14業種に関しては
「単純労働」であっても最長5年の就労が認められることになりました。
こうした改正で来年度は4万人の外国人受け入れを想定しているようです。
少子高齢化が進む日本にとって、労働力不足は以前から課題でした。
労働力が少ないと日本の経済が回らなくなるためです。
そのための対策として
・外国人労働者の受け入れを推進
・AIなどの技術による人手不足解消を推進
などを政府が後押ししている状況です。
こうした動きが進めば長期的に見るとある程度労働力不足は
解消されるかと思います。
そうなると今度は残っている仕事が専門的スキルの必要な仕事しかなくなり
スキルの少ない人が就職・転職することが難しくなることが予想されます。
就職・転職の需要は高まっているようで、人材関連の上場企業は軒並み好業績を発表しています。
ですが、こうした仕事に対する世の中の流れに流されてしまい
安易に仕事を決めてしまうと、将来また仕事のことで悩んでしまうかもしれません。
世の中が大きく変わっていく中で「仕事に対するプランニング」も必要だと思います。
ご自身や周りの大切な方で『仕事』について今後どうするかを考えている方がいらっしゃいましたら
お気軽にお問い合わせください。
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