2019年の振り返り! 経済・世の中の流れなど解説!

2019年の振り返り! 経済・世の中の流れなど解説!

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

最近あった経済に関するニュースについてお話しします。

今回は2019年も終わりということで
2019年を振り返りたいと思います。

今回は内容も多く、少し難しく感じることがあるかもしれませんが
「そういえばそんなニュースもあったな〜」というくらいで
読んでいただければと思います。

まずは昨年末から今年末にかけての株価や為替などの推移を振り返ります。

 

【日経平均株価】
20,014.77円(2018年末) → 23,837.72円(2019年末)
【NYダウ】
23,062.40ドル(2018年末) → 28,645.26ドル(2019年末)
【米ドル】
111.04円(2018年末) → 109.41円(2019年12月27日)
【フラット35】
1.41%(2018年12月)  → 1.21%(2019年12月)

 

年間を通して波はありましたが、株高金利安の一年でした。

「アメリカ」「中国」という超大国の動向が来年も大きく影響を及ぼすと思いますので
引き続きニュースをお伝えできればと思います。

 

「お金に関するニュース」でいうと今年最もインパクトがあったのは
老後2,000万問題ではないでしょうか。

 

6月に発表された金融庁の報告書で「老後2,000万が必要」というフレーズが
大きく取り上げられました。

最終的にはこの内容は「撤回」という形になりましたが
老後資金が不足することは以前からお伝えしていた内容でしたので
今後もプランニングの中で重要ポイントとして取り上げていこうと思います。

 

このニュースから「お金のことをちゃんと考えないといけないな」と
多くの方が感じていたタイミングでかんぽ生命の不適切販売問題
大きな話題となりました。

 

正直なところ詐欺と言われても仕方ないような契約がノルマ達成のために
数多くされていたことが明らかになり、ご自身の保険内容を不安に感じた方も多いと思います。

 

改めて「一見さんの専門家」とお付き合いする難しさを感じました。

 

「税金」に関するニュースもいくつかありました。

 

その中でも家計に大きな影響があったのは消費税10%だったと思います。

「軽減税率」や「キャッシュレス決済でのポイント還元」など
耳慣れないワードも多かったですが、うまく活用できている人も増えてきました。
改めてキャッシュレス決済を活用したいという方もぜひご相談ください。

 

その他で気になったニュースとしては「相続税」に関するニュースです。

 

12月の発表で『相続税無申告』の指摘件数が過去最大の1,232件だったようで
今後も「相続税」については、国税庁が注力するポイントだと思います。

 

老後プランニング」にも関係することですので
シニア世代のクライアントさんについては今後もサポートしていければと思います。

 

お金のニュースだけでなく、「身近な安全」を考えるニュースも多かったです。

 

特に車に関するニュース、4月の池袋・高齢ドライバー暴走事故や
8月の高速道路でのあおり運転トラブルなどは記憶に新しいと思います。

大きく話題となっただけに、法律改正や安全装置への補助金導入案も出ていて
「ながら運転」「あおり運転」の厳罰化が進みます。

 

令和元年は将来に対する不安につながるニュースが大きく取り上げられました。

 

反面、ヤフーがZOZO買収、LINEと提携というように
「大企業が大企業を飲み込む」図式も出てきたり
「働き方改革」に関する法律が4月からスタートするなど
世の中の変化を感じるようなニュースも多くありました。

 

令和2年も世の中が大きく変わりそうです。

 

そんな中でも「転ばぬ先の杖」であるFPとして
みなさまのプランニングの実現のため、様々な情報を発信できればと思いますので
引き続きよろしくお願い致します。