銀行の新たな動き！

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

今回は銀行に関するニュースをお伝えします。
　
年末年始で、銀行に関して2つのニュースが出てきました。

『2018年１月から銀行口座へのマイナンバー付番スタート』
『3メガバンク　口座維持手数料の導入検討』
　
まず一つ目のマイナンバーについてですが、今月から銀行での手続きの際に
マイナンバーの登録が求められることになります。
ひとまず登録は任意となっておりますが、証券会社の口座で登録が義務化していることを考えると
数年後には義務に変わることが想定されます。
　
二つ目の口座維持手数料についてですが、こちらは3メガバンクが預金口座に対して
口座を持っているだけで手数料を徴収する制度を導入することを検討しているというニュースです。
理由としてはここ数年の低金利・日銀のマイナス金利で銀行が収益を上げにくくなり
銀行口座を維持・管理するための費用を利用者から徴収することでコストカットを狙うためです。
　

この２つのニュースですが、「国・銀行から預金が狙われている」という点で共通している話題です。

マイナンバーの導入を預金口座に普及することができれば、国民のお金の動きがより把握しやすくなります。
今まで以上に税務調査などで税金に関する指摘が増えることが予想されます。

口座維持手数料が導入されると、今後預金金利が上がらない限りは「預けるだけでお金が減る」という状況になります。　
そこで予想されるのは
「預金に置いておくとお金が減ってしまうので金融商品に替えておきませんか？」
という提案を金融機関からされることが増えることです。
口座維持手数料がセールストークのネタになるというわけです。
　
また、銀行含む金融機関で大きな変更があると、関連した詐欺が多発します。
詐欺の手口も常に進化していますのでなかなか見抜くことが難しくなっています。

銀行口座について、急に連絡があった際は一度ご相談頂ければと思います。

このように身近な銀行預金についても世の中の動きにより変化していっています。
「変化に対する転ばぬ先の杖」として、今後もプランニングの実現に向けたサポートができればと思いますので
引き続きよろしくお願い致します。