来年秋から火災保険料値上げ! 対応はどうする?
- 2018.11.13
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
「損保、19年秋に火災保険料上げ 18年度の保険金1兆円に」
西日本豪雨や大型台風など風水害が相次いだ2018年度の保険金支払額が
大手損害保険会社3社で1兆円に達する規模になってしまったため
収支が悪化に対して、2019年秋に火災保険料を引き上げる予定のようです。
この1兆円という支払額はこれまでの損保業界でかなり驚異的な数字であり
これまでの過去最大は3つの大型台風に見舞われた2004年度が損保業界全体で7449億円ということで
大手3社でこの数値を大きく上回ってしまったようです。
今回の保険料値上げ想定としては5%前後となっていて
家計や企業の支出を圧迫することになりそうです。
これに対して取れる対策としては
値上げ前の更新や保険見直しの際にはなるべく長期契約で加入すること
です。
現在住宅の火災保険については最大10年契約をすることができるのですが
保険料の算出基準は契約時の保険料率となるため、値上げ前に契約をすることで
保険料値上げの影響を受けることはありません。
また長期契約で一括払いあれば保険料の割引もあり、年間換算でみる保険料も安くなります。
ここ数年の異常気象ともいえる気象状況の影響で
今後も災害は増加する傾向にあると思います。
保険料の値上げもそうですが
今加入している火災保険の補償の確認、そもそも火災保険に加入しているかを
確認する必要があると思います。
不明点や気になることなどはお気軽にお問い合わせください。
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