米ドルの1人勝ち?
- 2018.07.15
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回取り上げるニュースはこちらのニュースです。
『違和感なき円安・ドル高 米国「独り勝ち」映す』
今年3月に104円台まで下落していた米ドルですが、今週久しぶりに112円台となりました。
2015年に125円台になってから若干の円高基調が続き、ある程度ドル高に戻っても
また下げてを繰り返していましたが、実は今回の112円台突破は
そういったここ3年間のドルの流れを突き破った上昇になります。
このためあくまで数値上の話ではありますが、さらにドル高へ進む可能性が強まりました。
ここ最近ニュースにもなった中国との関税(※)の掛け合いという貿易上の争いが
アメリカの景気に悪影響を及ぼすのではないか?という心配もあり、ドル安になることを予想する意見もありましたが
投資の世界ではまだまだアメリカに投資した方がメリットがあるという判断から
アメリカの株式・ドルが買われ、株高ドル高が進んだようです。
今回、短期的に為替が大きく動きましたがこうした動きを事前に予測することはなかなか難しいことです。
プランニングの実現のため、米ドル資産での資産形成をお話しさせていただいているクライアントさんもいますが、
基本的にはこうした短期の値動きに左右されない形で中長期での活用方法をお話ししていますので
ご安心いただければと思います。
今後も経済の動きについて情報発信をさせていただきますのでよろしくお願い致します。
(参考ニュース)
「違和感なき円安・ドル高 米国「独り勝ち」映す」
※関税…貿易の際に輸入側の国が自国の産業を守るために輸入品にかける税金
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