エコ増税の創設?
- 2017.11.26
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
今回も税金についてのニュースをお伝えします。
この時期になると政府が来年以降の税金をどうするかの会議を開催するため
税金について新しい動き、ニュースが増えています。
そんな中今週も新しい税金が創設されるニュースが出てきました。
それは「森林環境税」というものです。
目的としては自治体単位で森林保全に関する事業に活用できるように徴収するもので
住民税に年間1,000円上乗せされる形で徴収される予定です。
制度としては2020年から開始予定のようですが
住民税を支払う約6200万人から徴収すると年620億円の財源になるなかなか大きな制度です。
家計に対する影響についつは、1人あたり1,000円と聞くと大きな差でないように思いますが
例えば全員が働いている四人家族の場合、年間で4,000円、10年で4万円の増税になってきます。
政府がこうした財源について有効活用してくれるかどうかはさておき
以前からもお伝えしているような形で国から取られるお金は知らないうちに増えていくと思います。
例えば、同じように住民税に対して2014年から東日本大震災の復興財源として「復興特別税」が
年間1,000円徴収されているのですが、皆様ご存知でしょうか?
また2019年10月には消費税が10%になることも予定されていて
ますます引かれる税金が増えていく見通しです。
FPの立ち位置としてはこうした「気づかないうちに引かれているお金」に対して
継続的に手を打っていきます。
もちろん税金に関しては脱税ではなく、国の制度などを色々活用しながら
お金を浮かしていくのですが、なかなか一人では手の打ちづらい分野ですので
引き続きタイムリーな情報をお伝えできればと思いますのでよろしくお願い致します。
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