ビットコインの税金

ビットコインの税金

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

今回はビットコインについてのニュースをお伝えします。
 
仮想通貨として代表的なビットコイン。

今年はインターネットや投資にあまり関心のない方でも
言葉としてよく耳にしたのではないでしょうか。

今年の初めから見ると約10倍上昇したタイミングもあり
もし今年10万円分ビットコインを買っていた人は100万円になっている方もいます。
 
ビットコインの今後の展望については色々な意見がありますが
今回お話しするのは『ビットコインの税金』についてです。

12月1日付で国税庁からビットコインの税金についてのQ&Aがホームページに貼り付けられました。
 
簡単にまとめると
・ビットコインの利益は雑所得(最大税率45%)
 →利益の約半分が税金で消える可能性!
・売却しても、ビットコインで商品を買った時も税金を払う必要あり
 →最近話題のビックカメラで使っても可能性ありです。
・損失が出ても他の所得と通算することはできない
 →ビットコインで損をしても挽回が難しくなります。

というように投資の経験がある方からすると
非常に不利な税金のルールが適用されています。
 
そして、このビットコインで生まれた利益に関して現状では確定申告が必要になります。

もし確定申告をしないで税金を払わなかった場合、「脱税」をしていることになり
「5年以下の懲役」「500万円以下の罰金」という形で処罰されたり
7年前まで遡って延滞税を取られることになります。
 
国税庁がこのようなQ&Aを出しているのは、ここ最近話題になっているからということもありますが
「情報はきちんと出していますので、きちんと納税してくださいね。もし納税しなかった場合は・・・」
というメッセージだと思います。
 
もしビットコインの取引を今年されている場合、
今のうちから来年の確定申告の準備を進めておいた方が良いですね!
 
 
今回のビットコインに限らず、お金について様々な対応が日々出てくると思います。
例えば税金・保険関係・金利・通信費など・・・。
 
ご自身で判断が難しいものほどFPとして適切な対応をお伝えできるかと思いますので
引き続きお気軽にご相談いただければと思います。