いよいよ5月1日から新元号・令和! 家計に関する注意すべき2つのこと
- 2019.04.28
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あった経済に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
ゴールデンウィークを挟むこともあり、お祭りムードに近い平成から令和への改元ですが
家計においてトラブルに巻き込まれないように注意が必要です。
①改元を口実にした詐欺
よくあるパターンとしては銀行手続きに関する詐欺です。
銀行が合併した際にもよくある話ですが
「新元号になるとキャッシュカードが使えなくなるので
有効化の手続きのため、キャッシュカードを預かります」
と言って、キャッシュカードをだまし取る手口がすでに起こっているようです。
そもそも銀行員や銀行関係者がキャッシュカードを預かることはないので
キャッシュカードは他人には預けないことが重要です。
特に高齢者の方が狙われやすいので
ゴールデンウィークで帰省の際にご親族へ伝えていただければと思います。
②遺言書の日付の記入間違い
ここ最近相続対策の重要性が伝わってきていて
遺言書を作成される方が年々増加しています。
遺言を新しく作成・変更するにあたって
5月1日以降に「平成32年」と記載することは
避けた方が良いです。
改元後しばらく経っても旧元号で作成された遺言書の場合、
遺言者のその当時の遺言能力(=判断力など)が疑われ遺言書が
無効になってしまう可能性もあるようです。
書類の種類や役割によってこうした元号の拘束力は異なりますが
5月1日以降は「令和」を素直に使うようにした方が良いですね。
このように無関係に思える新元号ニュースも家計に実は関係してきます。
こうした世の中の変化に応じた情報は今後も配信していきますので
「令和」になっても引き続きよろしくお願い致します。
-
前の記事
変わる採用活動のトレンド 2019.04.21
-
次の記事
大阪市のお得な補助金制度が今年もあります! 2019年5月フラット35金利 2019.05.01