4月こう変わる 収入が下がって支出が上がる!?
- 2019.04.02
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あった経済に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
4月から暮らしにかかわる様々な制度が変更になります。
特に次のような「働き方」に関する変更点が多く取り上げられています。
①働き方改革関連法
・残業時間の上限規制
→残業に上限を設けて過労死を防ぐ
・脱時間給制度
→時間ではなく、成果・能力に応じた給与制度
・同一労働同一賃金
→同じ業務をする正社員と非正規雇用社員の格差を是正
・残業時間の上限規制
→残業に上限を設けて過労死を防ぐ
・脱時間給制度
→時間ではなく、成果・能力に応じた給与制度
・同一労働同一賃金
→同じ業務をする正社員と非正規雇用社員の格差を是正
②改正出入国管理法
・人材不足が深刻な14業種について、外国人が就労するための在留資格を緩和
・人材不足が深刻な14業種について、外国人が就労するための在留資格を緩和
国内の労働環境の改善と外国人人材の活用を目的にこうした変更が始まります。
お勤めをされる方にとってはいずれも関係が深い内容です。
こうした制度ですが、運営方法によっては一時的に収入が下がる可能性もあります。
「残業が減って残業代が減る」
「正社員の待遇が非正規雇用社員と同じようになる」
「外国人社員が増えて、仕事が減る」
会社によってはこうした悪い面ばかりが目立つ改正をしてくるところも
出てくるかもしれません。
一方で、10月からの消費税増税前に食品の値上げも相次ぎます。
味の素やマルハニチロ、コカ・コーラ、明治など大手メーカーが値上げをすることになり
消費者にとっては負担感が増しそうです。
このように4月からの変更で場合によっては「収入が下がる、支出が上がる」という
ことになる懸念もあります。
一方で「働き方改革」で仕事以外の時間が増える可能性があることから
その時間をいかに有意義に使うかを考えても良いと思います。
ちょうど新年度が始まるということで色々なお話が出来ればと思いますので
大型連休の際にご都合合いましたらお気軽にお声かけください。
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