住宅ローン減税(控除)が3年延長! 詳細をおさらい!
- 2019.03.13
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回はこちらのニュースです。
ニュース自体は 昨年12月のものですが
ここ最近消費税増税や確定申告のシーズンのため
お問い合わせをいただくことが多いので簡単に制度概要をお伝えします。
そもそも住宅ローン減税とは?ですが
①マイホームを購入してから10年間適用される減税制度
②年末の住宅ローン残高(4,000万までが限度)の1%まで
所得税などが返ってくる
という制度です。
最大10年間で400万円税金が返ってくるということで
マイホーム購入を踏み切る方の決め手にもなっているようです。
そして、今回の住宅ローン減税のポイントは3つです。
①期間が10年→13年に延長される
②延長した3年間で建物価格の2%に相当する金額を
3分割して減税効果が得られる。
③2019年10月から2020年末までの契約・引渡しのマイホームが対象
消費税が今回8%から10%増税されるので
その2%分を3年間延長した期間中に還元するようなイメージです。
そして期間限定のキャンペーン、といったところです。
ちなみに、『建物価格の2%』となっているのは
マイホームのうち土地に関して消費税がかからないので
増税の対象になるのが建物価格だけだからです。
一方で住宅ローンは土地価格も含めて借り入れることができるため
「増税前に買ったほうが得なのか?損なのか?」判断するのが難しいと思います。
ここ最近、消費税増税を控えマイホーム購入のご相談をいただくことが多いですが
「消費税」という目に見えるお金だけで慌てて購入を決めてしまわないよう
アドバイスをさせていただいています。
国のお得な制度を活用することも重要ですが、プランニングを元に
信頼できる専門家にサポートしてもらうことが大きな買い物の時ほど重要かと思いますので
お気軽にご相談ください。
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