企業年金のこれから 確定拠出年金がこれからのトレンド!?

企業年金のこれから 確定拠出年金がこれからのトレンド!?

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

最近あったお金に関するニュースについてお話しします。

今回はこちらのニュースです。

 

企業年金利回り7年ぶりマイナス 18年、株・債券安で

 

企業が退職者に支給する企業年金の2018年運用利回りがマイナスだったというニュースです。

 

福利厚生の一環で退職金の代わりもしくは退職金に加えて、

企業年金」という制度を導入している企業は数多くあります。

 

将来の企業年金支給まで、そのまま銀行預金に置いておいても増えないので

支払う立場の企業としての負担が多いため、こうした企業年金を株や債券などで資産運用しています。

 

今回のニュースはここ何年か好調だった運用成績が

世界的な株安の影響を受けて2018年は不調だったというニュースです。

 

もし今年、来年と運用成績が悪いと企業としては将来の年金支払いに向けて

新たに資金を準備しておかないといけないので負担が増えることになります。

 

銀行に預けて入ればお金が増えていた時代から

こうしたリスクをとった運用をしないといけない時代ですが

企業としてはこのような負担は防ぎたいという考えがあります。

 

そうした背景から最近目にする『確定拠出年金』という制度が広がり続けています。

 

先ほどから話題に出ていた企業年金は、将来もらえる金額が決まっている

『確定給付』年金ですが、確定拠出年金は

 

毎月決めた金額を給料から出してお金を積み立て、自分で運用する

 

という仕組みです。

 

制度としては複雑ではありますが「従業員の自己責任で老後の企業年金を運用する」ので

企業としては運用の穴埋めをする必要がないのでメリットがある制度です。

 

このため現在企業年金制度のある企業の半分が確定拠出年金制度を導入しているので

実際にこの制度を利用している方は多いと思います。

 

そして、おそらく確定拠出年金を利用している方のほとんどが

「よくわからない」と感じていると思います。

 

・どうやって、何を使って運用すればわからない

・この制度を使うのが任意と聞いているので悩んでいる

・そもそも制度の意味がよくわからない

 

など悩みを抱えている方が多いので、ご相談をいただくことがかなり多いです。

 

今の時代、老後のためにお金を貯めるという発想はとても重要ですが

何を使って」「どういう計画で」貯めるのが良いかは実は一人ひとり違います。

 

・現在確定拠出年金制度が導入されている

・これから導入する予定と聞いている

 

こういった方は活用方法も含めてお伝えできることが色々ありますので

お気軽にご相談ください。