お正月のない為替マーケット 1月3日 ドル瞬間急落!

お正月のない為替マーケット 1月3日 ドル瞬間急落!

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

最近あったお金に関するニュースについてお話しします。

 

2019年が始まりましたが、年末年始は皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。

今年は『働き方改革』の影響もあってか、いつもは元旦からオープンしている
飲食店や小売店も元旦もしくは3が日も休み、としているところが増えたように感じます。

 

一方でドルや円、ユーロなど外国通貨を取引している為替市場はほとんど休みがありません。
1月1日だけ休みで1月2日からは通常営業に戻ります。

 

そうした中で1月3日の米ドルが瞬間的に108円から104.5円、3.5円の急落が起きました。
そのあとすぐに元の水準に戻ったのですが、お正月気分だった短期トレードをしているFX投資家にとっては悪夢のような出来事だったようです。

 

この急落の原因としては

 

・Apple社の業績不振
・中国の景気減速
・アメリカの利上げストップ見込み

 

など様々な説が出ていますが、大きな原因としては「AIトレード」の台頭だと思います。

 

AI(人工知能)が最近レベルアップしているというニュースはここ最近目にしますが
投資の世界でも活用させています。
金融機関やヘッジファンドのようなプロの投資会社が活用しています。

 

AI・コンピューターによる自動売買は人間がとてもできない超高速取引を日々しており
機械的な判断で「売却すべき」というタイミングには一気に資産売却をします。

 

同様の考え方で取引をしているAIが他にもあると同じような大量売却の動きをするので
これまでには考えられないタイミング・動きで相場が急落するケースが増えています。

 

今回の急落も上記の原因をきっかけにAIの瞬間的な大量取引が発生したためだと言われています。

 

ほとんどの業界で「AI」が人間を上回るような時代が来ていますが
投資の世界でもそうした時代がすでに来ているように思います。

 

FPとして、将来の資産形成を目的に外貨を保有することを提案させていただくこともありますが
基本的には短期ではなく、長期的な視野での保有の仕方を提案させていただいています。

 

今年も世の中で起こるお金に関するニュースを発信させていただきますので
よろしくお願い致します。