スルガ銀行の不動産融資6カ月停止 ローンへの影響は?
- 2018.10.06
- 不動産
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
金融庁の発表で、スルガ銀行に対し
投資用不動産向けの新規融資を対象に6カ月間の業務停止命令を出したようです。
シェアハウスなどの投資用不動産で明らかになった不適切な融資が話題になっていましたが
調査報告書を見ると適切な融資は1%もなかったようで
個人向けのローンで他の地方銀行を圧倒する収益を叩き出していた状況を考えると
企業全体としての改善には時間がかかりそうです。
スルガ銀行の不適切融資への影響は他の銀行でも出ているように思います。
審査の内容というよりは本人確認書類や契約書類などの確認事務がより厳しくなっています。
FPの立場としては、書面の改ざんをしなければ審査に通らないような物件やクライアントさんには
不動産投資のお話はしないので、今回のニュースで不動産投資についてきちんと考える方が増えると思いますし
将来的に考えると良かったと感じます。
マイホームも投資用も数十年もローンを組んで買う不動産については
長いお付き合いをさせていただくFPとしての目利きがより必要ですね。
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