生命保険は必要?① 〜基本的な考え方〜
- 2018.08.30
- 生命保険
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
以前お話しした無駄なお金の中で「生命保険」も挙げさせていただきましたので
今回は「生命保険」をお伝えします。
さて、まずは生命保険の状況ですが、日本人の加入率は全体で約8割となっています。
(生命保険文化センター「生活保障に関する調査」/平成28年度より)
年齢が上がるほど加入率は高く、「生命保険は入っているのが当たり前」という状況ですね。
そして、毎月の保険料ですが年収によってばらつきはありますが1家庭あたり月3万円が平均となっています。
(生命保険文化センターの調査より)
では毎月3万円の保険料を30歳から定年退職の65歳まで支払うとどうなるか?
合計で1,260万円の保険料を払うことになります。
この金額が妥当かどうかはさておき、数字としてはかなり大きなものです。
なので、これだけの金額をかけた保険がその人のライフプラン・考え方に合っていなかった場合
非常にもったいないことをしていることになります。
ただ、多くの方が「もしものこと、万が一のことがあると困るから……」
という想いで保険に加入しているかと思います。
確かに万が一のことがあったら、と考えると心配になります。
ですが、実は日本人は生まれた時からもしくは20歳になってから全員保険に加入しています。
それは年金や健康保険などの「社会保険」です。
いわゆる日本の社会保障の仕組みですが、この制度から色々なタイミングでお金が支払われます。
お勤めの方は毎月何万円も社会保険料が天引きされているかと思いますが
どうせ引かれてしまうならこの仕組みを知って、それでも足りない保障額を生命保険で準備するか検討するのが重要だと思います。
次回以降は具体的な制度の仕組みをご紹介しますのでご期待ください!
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