お金をトラブルから守る方法

お金をトラブルから守る方法

ファイナンシャルプランナーのマネブロです。

 

最近あったお金に関するニュースについてお話しします。

 

ここ最近、銀行の不祥事に関する報道が頻発しています。

 

『京都銀行員が5千万円着服 顧客預金引き出し懲戒解雇』

『きらぼし銀行 着服被害 5億円超に拡大』

『スルガ銀元行員、定期1.6億円無断解約』

 

銀行預金が低金利な状況で、「ただ預けておければ良い」という認識である方が多いと思いますが
こうした事件が起こるとお金を預けることも不安になってしまいます。

ただ、銀行の仕組み上、手続きをよくわかっている銀行員が悪意を持てば
こうした事件は今後も起こってしまいます。

 

さすがに現金を家に全額置いておくのもリスクなので今後も銀行に預ける方が大半だと思いますが
ポイントとなるのは

「ご自身もしくはご家族が資産を把握できる状況を作っておく」

ことです。

 

基本的に銀行から定期的に預金や金融商品の内容報告が郵送されます。

今回の不祥事もそうした書面を確認したことで発覚しました。
ところが不祥事のほとんどがこうした書面を確認できていなかったために
何年間も発覚することなく行われていました。

 

特にご高齢になってくるとなかなか書面を確認できていないケースが多いようです。

 

お金のことはデリケートな内容のため、ご家族でも話をすることは少ないかもしれません。

ただ、第三者の立場としてファイナンシャルプランナーの私にはむしろ相談しやすいことも多く
相続対策や家族に話していない貯金、借金などをお話しいただくことも多いです。

 

ご自身だけでなく、ご家族や周りの方を守ることのできる相談相手として信頼いただけるように
専門家としても人間的にも成長できるよう日々精進していきますので今後とも宜しくお願い致します。