アパートの屋根裏が筒抜け状態?
- 2018.06.03
- 時事トピック
ファイナンシャルプランナーのマネブロです。
最近あったお金に関するニュースについてお話しします。
今回取り上げるニュースはこちらのニュースです。
『レオパレス21が3.7万棟調査へ建築基準法違反疑い』
家主に対する家賃保証をするサブリース契約でのトラブルが以前報道されたレオパレス21ですが
今度は建てたアパートが建築基準法に違反していることが明らかになりました。
今回特に話題になっている違反は、屋根裏にあたるスペースについて
本来は防火・防音を目的に部屋ごとに「界壁」と言われる仕切りが必要なはずが実際には設置しておらず
「屋根裏を見ると全ての部屋が筒抜け状態だった」ようです。
今回の問題によって、追加の工事費用や工事のために入居者に引っ越しをしてもらうコストなど
多額の費用が発生してしまうため家主さんとレオパレスでまたトラブルに発展しそうです。
こういったアパートなどの賃貸経営ですが、家賃収入を得る目的以外にも
富裕層の方を中心に相続対策のひとつとして活用されるケースも多いです。
活用の仕方によってはメリットの大きい賃貸経営ですが
リスクも考慮して安心して任せられる専門家に運悪く出会えないと
かえって大きな損失が生まれてしまう可能性があります。
ここ最近の低金利の中で、若い世代の方も不動産投資の提案を受けるケースが増えているようです。
特に専門的な要素の強い不動産なので、なかなか初めて聞いた提案が良い提案かどうかを見極めるのは難しいです。
FPとして「こういう提案を不動産屋さんから受けました」というご相談もよくいただいていますので
お気軽にご相談いただければと思います。
(参考ニュース)
「レオパレス21が3.7万棟調査へ建築基準法違反疑い」
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